2024/11/06 19:04
【敬称略】
先日、System Magazineから公開され、
Rick Owensがインタビュアーを務めた、山本耀司のインタビュー記事

皆さんはお読みになりましたでしょうか。
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この記事(System Magazine)では※順不同
・幼いながらに覚えた社会に対する怒り
・『女性のための男性の服を作りたい』と考え始めたキッカケ
・山本耀司の旅中に出会った出来事
・自身のブランドのアイカーブについて
・Rick/Yohjiは、新しい世代のデザイナーをどう思っているのか
・アディダスとのコラボレーション「Y-3」の前に実現していたかもしれない、ナイキとのコラボ⁈
etc...
更には、山本耀司(Yohji Yamamoto デザイナー)が初めて口にした
・川久保玲(COMME des GARCONS デザイナー)と8年に渡る同棲/会社設立の過去
・別れを感じた1つの出来事について
など、様々な内容について話されており、
読みごたえのある面白い記事でした。
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本当であれば、もれなく全文翻訳してお伝えしたいのですが、
2日間翻訳について調べてみたところ、法律的な問題で
・翻訳権の関係で全文の翻訳をそのまま載せることはできない
・英文そのまま/翻訳文にかかわらず、引用メインのコンテンツはアウト
ということでしたので、以下の3トピックについて
1.Rick/Yohjiは、新しい世代のデザイナーをどう思っているのか
2.アディダスとのコラボレーション「Y-3」の前に実現していたかもしれない、ナイキとのコラボ ⁈
3.川久保玲(COMME des GARCONS デザイナー)と8年にわたる同棲/会社設立の過去
【独断と偏見による要約を行ったコンテンツ】として、要点をかいつまんでお伝えできればと思います。
※英文で直接読みたい方は、ブログ最下部にリンクを貼っておりますのでそちらからご覧ください。
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それでは、始めていきたいと思います。
1.Rick/Yohjiは、新しい世代のデザイナーをどう思っているのか
確かに、これは気になるところ。
お二人はどのような視点を持ち、何を思っているのでしょうか。
以下、要約
若いデザイナーについて、どう思っているのか?という質問に対して、
リックは
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・自分に対し挑発/侮辱/反応することが若いデザイナーの仕事だと思うことがあるが、そこに情熱や強さを感じることができない。
・若いデザイナーが「Instagramの最適化」や「リソースの最適化」など計算的なアプローチに重点を置いていることに不満を抱いている一方で、反動として誰かが何かしらのアクションを起こすのを見るのは刺激的である。
・それらがいつまで続くかはわからないが、どのように進化するのか見るのは面白い
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と述べていることから、新しい世代のデザイナーについて懐疑的な意見を持ちつつも、流れの中でどのような反応が起きるかを楽しんでいるように見られます。
一方、ヨウジは、
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・彼らは私の敵ではありません。
の、一言。
若いファッションに時々興奮しますか? というリックからの質問に対しても、
「一度もありません。とてもつまらないです。」
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と一蹴していることから、若いデザイナーに対する興味が無い姿勢を見せてはいますが、
これらを突き抜けてくれるような反骨精神の溢れたデザイナーが出てきてくれることを心の何処かで願っているようにも感じ取れました。
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2.アディダスとのコラボレーション「Y-3」の前に実現していたかもしれない!?ナイキとのコラボ
実現することはなかったのですが、気になって仕方がない「Nike×Yohji Yamamoto」の一部始終。
早速要約していきたいと思います。
以下、要約
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ファッション/自分のやっていることとストリートカルチャーとのギャップを感じたヨウジ。
それと同時に、ニューヨークでビジネスマンがスニーカーを履いてオフィスに行く姿を見るなど、スニーカーのトレンドを目の当たりにしたある日のこと。
早速ナイキにコラボについて問い合わせたが、ナイキ側からの回答は、「山本さんには申し訳ありませんが、私たちは、ファッションデザイナー以外の方のみサポートさせていただきます。」と断られてしまう。
その後、アディダスに問い合わせてみたところ、前向きに話は進み、16年前に「Y-3」が実現しました。
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「Nike×Yohji」今となっては全く想像のつかないコラボです。
もし、ナイキ側から承諾されていた場合は、一体どんなプロダクト/ブランドネームになっていたのでしょうか。
想像がつかないだけに、ついつい妄想が膨らんでしまうトピックでした。
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3.川久保玲(COMME des GARCONS デザイナー)と8年にわたる同棲/会社設立の過去
皆が気になっていたであろうこのトピック
今まで様々な場で噂はされていましたが、あくまで噂程度で
お二方の口から公表されていたわけではありませんでした。
(業界内の一部の関係者の中では、確信に近い状態だったとかなんとか)
そんな中で、耀司さん本人の口からこれらについて言及される日が来るとは。
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【ヨウジ:これは昔から言ってこなかった秘密です。】(以下、要約)
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ヨウジと川久保玲は約8年間一緒に暮らし、プレタ(高級既製服)の会社を設立していた。
設立から5~6年後、ヨウジは「パリに行って新しいお店を開かないか?」と問いかけると、
彼女は「忙しすぎて新しい店をパリで開くことができない」と言ったため、ヨウジは彼女抜きで出店することを決めた。
そんな中、ヨウジはパリで小さな店を見つけると、一人の人間から、
玲(川久保)がパリでショーを行っていることを聞き、驚いた。
彼は、知らされていなかったのだ。
ヨウジは少し怒りを感じつつも、ここで別れるかもしれないという不安も抱えていた。
彼は、従業員や投資家たちが裏切られたと感じる可能性があることも理解していた。
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かなり端折りましたが、大まかな流れはこんな感じです。
のちの"黒の衝撃"の裏で、こんな出来事が起こっていたとは…
しかし、このタイミングでの告白。
ヨウジさんは、川久保さんについて話すこともしばしばありましたが、
今まで話すことがなかった出来事についての言及は、何か心の変化があったのでしょうか。
はたまた、ただの気まぐれなのか。本人のみぞ知るところですね。
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以上、厳選した3トピックの要約でした。
いかがだったでしょうか。
原文の翻訳からの要約。文章が苦手なうえに、この文量(約28,000字)。
気付いた時には、10時間も経っていました… 休日に取り組んで良かった。
それはそうと、これだけ要約しても
・奥さんとの馴れ初め/息子さんとの関係性
・Rick/Yohjiが黒を使う理由
・思い出に残っているショーの話
・高倉健、マイケルジャクソンの担当をしていた運転手を雇った話
etc...と、
まだまだ要約しきれていない内容が盛り沢山ですので、
気になる方は、ぜひ下のリンクから読んでみてください。
それでは、また!!
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